医療の未来に向かって私たちは歩みます。

当院の特徴

現在は管理社会であり、さまざまなストレスが充満しています。当院には、病院でも治らない様々な患者さんがこられます。病院で神経内科をみておりまいたが、どこの科を受診してよいものか、わからない患者さんが多くこられました。たとえば心臓がドキドキすれば、心臓内科を受診しますが、いくら検査をしても異常がみられない患者さんがおられます。腹痛があれば、消化器内科を受診し、胃カメラ、大腸内視鏡検査などを行いますが、異常がみられない患者さんが多くおられます。私は長年の経験でそれらの疾患の診断・治療法を確立いたしました。これらのことを、PHP研究所から、「かんたん自律神経健康法」、「イラスト図解かんたん自律神経健康法」の2つの本を出版しております。その後、さらなる研究を行い、湿布を使い自律神経疾患を診断、治療する方法を「シップかんたん自律神経健康法」としてアマゾンより電子出版いたしました。以下に、自律神経疾患の改善法を概説いたします。
1)めまい、ふらつき、頭痛などの機能的疾患を中心に、自律神経失調症、過換気症候群、 うつ病などが日常よく受診されます。他の医療機関で精査されたが、もう一度診察して頂きたいという患者さんが多くこられます。それゆえ、私としては、病院に勤めていた時以上に勉強していかねばなりません。高血圧など内科系の疾患も多くみられます。
2)体操による、肩こりや自律神経疾患の軽快法
当院には肩がこってしかたがない。どこへ行ってもよくならないと訴えて来院される方が多くみられます。これらの方には、何故肩がこるのか、実際にその仕組みを実感し、 説明致します(それが、利き手・利き足理論ですが、後で説明します)。それゆえ、初診時には少し診察に時間がかかりますが、その後は、診察は早くてすみます。
頚椎単純X線での真直ぐな頚椎と非利き足側の靴の減りをみればいいのでが、必要な場合はMRIやCTは行います。 ほとんどの方が右手、右足利きであり、右肩がこる人が多いと思いますが、知らぬ間に弱い側の左足または左臀部で体重を支えているため、右背筋に負担がかかり、肩がこるのです。
3)元々、病院勤めの時より、他科や他の医療機関よりの紹介患者さんを診察していましたので、多くの症例を経験してきました。病院勤務時代より、自律神経疾患には、現代医学では治療に 限界があることには気付いていました。気付いたことを本にしたいと思っておりましたが、病院時代は時間の関係上むりでした。
開院後、“かんたん自律神経健康法”、”イラスト図解かんたん自律神経健康法“ がPHP研究所より出版される事になり、さらに、開院10年後、“シップかんたん自律神経健康法”をアマゾンより電子出版いたしました。本を書くことは、今までの知識を整理するわけですから、整理した知識より新たな発見をすることがあるようです。次に新たに発見したことを簡単に説明します。
1.バック・ホムンクルス(back homunculus, 背中の小人):
バック・ホムンクルス 背筋には内臓と一対一に対応する点があり、特定の場所がこると、その臓器に特有な症状が出ます。たとえば、左肩甲骨内側の背筋がこると、狭心症や不整脈が出現しやすくなります。
2.ネック・ホムンクルス(neck homunculus, 頚部の小人):
ネック・ホムンクルス 側頚部には、顔の臓器と一対一に対応する点があり、特定の場所がこると、その臓器に特有な症状が出ます。たとえば、右側頚部下部がこると、歯が悪くないのに、右の歯が痛くなります。
3.アーム・ホムンクルス(arm homunculus, 腕の小人);
アーム・ホムンクルス 腕にも眼、鼻、歯など顔の臓器と一対一に対応する領域があることを見出し、アーム・ホムンクルスと名付けました。例えば、鼻の症状のある方は、上腕の中央にこりがあり、指で押さえると痛みを感じるはずです。症状の回復とともに、その部位のこりは柔らかくなります。
4.ペットボトル体操
ペットボトル体操 500ccのペットボトルに水を200cc入れ、太い方(底の部分)を 、肩のこっている側の親指と小指で持つと、 肩こりが軽快します。必ずこっている側の親指と小指で行って下さい。左右、逆にするとひどくなります。 肩こり以外にさまざまな効果が見られます。五十肩、喘息、うつ病、胃痛などさまざまな効果がみられますが、詳しくは出版されている本をみて下さい。
5.小指リング
小指リング 小指にはめる装具で、自然に小指で握って歩くと、歩行がスムーズになります。
これは、パーキンソン病や片麻痺の患者さんにおいて、症状のきつい方の小指で、小指リングを持って歩くと、歩行が楽になります。また、ひざ痛で歩けない人には、痛い方の小指でバランスリングを握って歩くと、痛みが 軽快して楽に歩けようになります。
4)利き手・利き足理論とは
利き手、利き足の判定法に関しては、外国雑誌に詳しく記載されています。
一般的には、利き手に関しては、普段よく使う方の手でよいと思います。
利き足はケンケンをする方の足でよいと思います。サッカーなど両足をうまく使いこなす人がいますが、ここでは、主に体重を支える方の足、 つまり強い方の足と考えて下さい。大体、右足利きの人では、体重は右足と左足に6対4の比率でかかるのが普通です。左足利きの人は、右足4、左足6の比率です。たとえば、右足利き(ほとんどの人がそうですが)の人が左に多く体重がかかると右のきつい肩こりが起こります。それに対して、右足利きの人が、右足に多く体重がかかると左の中等度の肩こりが起こります。要するに体重を多くかけた方と反対の腰部背筋がまずこり、それが上へひろがるために肩こりが起こるのです。 肩がこり、肩をもんでもらっても、すぐに肩のこりが起こるのは腰の背筋が緩んでいないからです。その腰部背筋のこりは、足にかかる(座っている時は、臀部)体重の比率が悪いからです。
要するに、利き足と非利き足にかかる体重の比率が6対4であれば、肩こりは起こりません。 利き手・利き足理論とは
5)この利き手・利き足理論にもとづく体操
体重を利き足、非利き足に6対4かかるようにするのが原則です。
さまざまな体操がありますが、詳細は、出版されている本を見て下さい。
6)「シップかんたん自律神経健康法」で紹介する7つのシップを図示します。
シップかんたん自律神経健康法
右第一と第二関節間の小指湿布 右肘湿布
右膝裏湿布 右腰湿布
右脇湿布 左手湿布
右足小指湿布
シップかんたん自律神経健康法
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院長安田譲のシップかんたん自律神経健康法